月は、行動の記録装置?!
新月から満月まで、毎夜毎夜、空にある月。
月は、地球から約38万5,000kmのところで地球の周りを回っていて、約46億年の齢です。
日々、形を変え夜空に浮かぶ月、きれいですよね。
日本では、昔からお月見の風習があります。
十五夜でお月見をしたことがあるかたも多いと思います。
十五夜のお月見の習慣は、月がきれいだね~団子食べよう~。なんて、のんきなものではありませんでした。
元来、十五夜のお月見は、仏教を守護する神である帝釈天にお願いする風習でした。
「帝釈天様、あっしは何も悪いこたーしちゃござんせん。どうかお助けくださいやし」(何時代の言葉??)などと、自分はきちんとしてました悪いこと隠し事何もないです。と、帝釈天様に報告し祈るものでした。
何で帝釈天様に、そんな恐々と祈るのかと言いますと、
帝釈天が、満月という鏡の中にその人の行動状況を見て、その人を罰するかどうか決めるといわれていたからです。全てお見通しされてしまうというわけです。
月は、接着剤のような性質があるといわれています。
あらゆるものをくっつけてしまうので、ひっそりと隠していた秘密も何もかも、月にはくっついてしまい、記録されてしまうのです。
月の「くっつける」作用から、昔の日本人は、月はお餅に似ていると考えていたそうです。
そして、月は、人間のエーテル体に関係するといわれいます。
エーテル体は、人間の体の周辺にある見えない「気」の身体です。
人間の身体は、目に見える身体「肉体」と目に見えない身体「エーテル体」からなると考えられています。このことをエーテリックダブルと言ったり、スピリチュアルツインとも言われます。
肉体の寿命は平均的に数十年ですが、エーテル体の寿命は肉体が生まれる前から。
人間として肉体を持って生まれる時、前世などの過去の記憶は全て喪失して生まれてきます。
しかし、見えない身体のエーテル体は、前世からの記憶を持っているといわれています。
なので、すべての記憶を持っている「エーテル体」と何もかも忘れました記憶ありませんという「肉体」で「わたし」なのです。この2つの「体」をわたしている私なのです。
月は、人間のエーテル体と密接に関係し、肉体が生まれる前から働いているエーテル体の情報が転写されている記憶保管装置のようなもの。
前世の記憶と関係し、そのエーテル体の記憶が、月によって自動的に無意識的に再現されているといわれています。
ボーっとしている間に、勝手にやってしまっていることや考えてしまっていること、リラックスしている時、無意識的になっている時、前世からのあなたの記憶からなるものが出ているかもしれません。そんな時は、月との繋がりが強くなっているかもしれません。