コンニャクを食べて、貼って、結石予防
スーパーでも安価に手に入りやすいコンニャク。
おでんや煮ものに使われることが多いですが、最近では、コンニャク麺やコンニャクごはん、コンニャクデザートなど、多くのコンニャク商品が販売されています。
昔から「コンニャクは、体の砂おろし」と言われ、
末永く食べることを推奨されていました。
コンニャクには、結石(腎臓結石、尿路結石、尿道結石、胆石など)を溶かす作用があります。
体に石がたまる原因は、現代でもはっきりわかっていないそうですが、石は胆汁成分であるコレステロール・ビリルビンカルシウムでできており、石ができる脂質異常症・食生活習慣・急激なダイエット・胆嚢や腸 の機能低下が石形成に関連する因子であると言われています。
昔の人は、結石ができるのを、知らない間に食べてしまった細かい砂のせいだと思っていたそうです。
コンニャクを、時々食べていると、結石の予防になります。
胆石などができて痛む時には、コンニャクをおおいに食べながら、痛む患部にコンニャクを少し塩を入れたお湯で熱く茹で、温シップするとよいです。
蕁麻疹が出る人は、コンニャクをおおいに食べながら、コンニャクをすり潰して塗ると、蕁麻疹が出なくなるそうです。
また、コンニャクは『腎臓病』『脚気』の妙薬と言われています。
重病の萎縮腎(血尿、頻尿、排尿痛などがあり、高血圧、むくみ、嘔吐、疲労感などが引き起こされる)の人が、毎日コンニャク料理をして2枚ずつ食べていたら、半年ほどで全開したという実話もあります。
脚気のムクミは、毎日、コンニャク2枚を食べていると、病気の軽重にもよりますが、たいていは1週間ほどで消えてしまうそうです。
コンニャクは、食べてよし、貼ってよし、塗ってよし、の素晴らしい食品です。